スピリチュアルケア:共に病み、共に死に、共に癒され、共に歩む

星野富弘 「たんぽぽ」

渡辺医師が学生時代に感銘を受けた星野富弘画「たんぽぽ」。余分なものを捨てて(大切なモノだけ残せば)空を飛べるような気がする

2月26日、静岡で「スピリチュアルケアを隠し味にした」医療をされているタンポポ診療所の遠藤博之先生の講演、「本当に大切なもの」:共に病み、共に癒され、共に歩む、に出かけました。(タンポポ診療所とその医療、医療の背後にある考え方についてはこちらの記事に詳しいのでご覧ください)

遠藤先生は以前、作家の太田宏人さんに紹介されて、ぜひお目にかかりたいと思っていた方ですが、何しろ在宅の緩和ケアをされているということで「とにかく忙しい」と聞き、少々遠慮しているうちに遅くなってしまっていました。先生の温かい人柄の感じられる、ユーモアにあふれた講演でしたが、私自身として2つの点が特に勉強になりました。 続きを読む